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学校だより

教皇フランシスコ追悼

昨日4月21日、ローマ教皇フランシスコがご帰天されました。
カトリック学校である本校では、半旗を掲げ、追悼の意を込めて臨時の全校朝礼を開きました。

教皇フランシスコは亡くなる前日の4月20日(日)、復活祭(イースター)というキリスト教徒にとって喜ばしい日に、バチカンの大聖堂にて大勢の人々の前に姿を見せられました。

代読となりましたが、復活祭のメッセージを伝えられ、世界中の人々に向けて祝福をおくられました。
メッセージの中で、教皇は以下のように述べられました。(抜粋です)


 そうです。イエスの復活は希望の基盤です。この出来事によって、希望はもはや幻想ではなくなりました。そうです。十字架につけられて復活したキリストのおかげで、希望は欺くことがありません。Spes non confundit! (参照 ローマ5,5)。それは逃げ去る希望ではなく、向き合うべき希望です。譲渡可能な希望ではなく、責任を持たせる希望です。

 神に希望を託す人々は、神の偉大で力強い御手の中に自分のか弱い手を置きます。そして、神に立ち上がらせていただき、再び歩ませていただくのです。復活したイエスと共に、彼らは希望の巡礼者に、愛の勝利といのちの静かな力を証しする人々になります。

 平和は可能だという希望に、わたしたちが立ち返ることができますように。


教皇は、「希望」ということを繰り返し伝えられました。そして、ご自身の生き方を通して、どんなに理不尽で凄惨な世界にあっても、常に平和への希望を作り出す姿を示されてきました。

朝礼では、全校で黙祷を捧げました。
広島学院の若者たちが、新たな希望を作り出す存在となることができますように。

(引用)
バチカンニュース「復活祭2025:教皇フランシスコによるメッセージと祝福」
https://www.vaticannews.va/ja/pope/news/2025-04/urbi-et-orbi-messaggio-pasquale-20250420.html