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学校だより

64期 卒業式

本日は本校の卒業式でした。
64期高3の巣立ちの日です。

式の中で、司祭から以下の聖書朗読がありました。
「よく聞きなさい。種を蒔く人が種蒔きに出て行った。
蒔いている間に、ある種は道端に落ち、鳥が来て食べてしまった。
ほかの種は、石だらけで土の少ない所に落ち、そこは土が浅いのですぐ芽を出した。しかし、日が昇ると焼けて、根がないために枯れてしまった。
ほかの種は茨の中に落ちた。すると茨が伸びて覆いふさいだので、実を結ばなかった。
また、ほかの種は良い土地に落ち、芽生え、育って実を結び、あるものは三十倍、あるものは百倍にもなった。」
そして、「聞く耳のある者は聞きなさい」と言われた。
(マルコによる福音書4章3ー9節)

実はこの言葉は、6年前、64期の入学式でも読まれたものでした。
学校長式辞では、そのことに触れながら、
「学院での6年の生活の中で、いろいろな種が蒔かれた」
「広島学院の卒業は、そこから実った実の一つ」
「これからも大学や社会で種が蒔かれ続ける。そこから学び、実践していってほしい」
というメッセージが送られました。

前生徒会長による答辞では、最後に「文の頭文字を繋げると6年間の担任団の教員の名前が隠されている」という種明かしがあり、会場には驚きと笑いが広がりました。
思いのこもった、あたたかな卒業式となりました。

卒業生一人ひとりが、”for others”を実践し、この世界のあちこちで、”Magis”、より良い世界を創る人となれるよう、期待しています。卒業おめでとう!!