コンテンツにスキップ

学校だより

ようこそ!ベラミン校の仲間たち/留学生との授業の様子(中1生物)(11/13追記)

アメリカのベラミン高校より留学生がやってきました!

カリフォルニア州サンノゼ、いわゆるシリコンバレーにあるイエズス会校で、州内の男子校No.1に選ばれる優秀な学校です。

名門大学に向けての勉強だけではなく、
for others, with othersの教育に力を入れ、
全人教育を行っています。

今日は、
ベラミンと広島学院の「友情の証」として、アーモンドを植樹しました。

アーモンドとともに、私たちの友情が育っていくことを願います。

とっても朗らかな、コーラ先生・カルロス先生・ロッド先生とともに。

そしてみんなで記念撮影!
これから一週間、ともに過ごします。

ベラミン高校は、
自分たちで人工衛星やロボットをつくるなど科学技術教育に力をいれています。
理系の生徒諸君!
恥ずかしからずに、自分から話しかけていきましょうね。


中学1年生達の生物の授業にベラミンの留学生たちをお呼びしました。

まだ、簡単な英語表現しか習っていない中1生達ですが、意外と話しかけていてびっくりしました。

(好きな食べ物は?とか、好きな動物は?とか簡単なものでしたが、、かえって良かったと思いました。)

やはり、英語はツールの一つで、話をしようと言う気持ちがコミュニケーションでは大切なのだと改めて感じました。

(私も、英語が得意ということはありませんが、作業ベースの授業でしたので、どうにか伝えることはできました。)

授業のテーマは『ブタの眼の解剖』でした。中1生達は、1学期の授業で五感を扱ったので、”今度は実物を見てみよう!”というのが目的の一つで、

もう一つの目的は、眼は、約5億年前のカンブリア紀に生物が獲得したそうですが、”生物約38億年の進化の凄さ”を構造の精巧さから感じてもらいたいというものでした。

結果は、、試験の時と同じくらい集中している生徒が多く、怪我も無く、留学生とのコミュニケーションも出来、上手く生徒達に響いたのではないかと感じました。

また、筋肉や眼球の膜(強膜)をきれいに切るのは難しく、お医者さんは凄いということも感じてもらえたのではないかと思っています。

最後に、今回の解剖が上手く行くとどうなるかを紹介します。

 ↑眼の内部にある水晶体(レンズ)と硝子体がキレイにとりだせています(左)、眼球内部を取り出した後で角膜部分を反転させるとレンズの厚さ調節のための筋肉(毛様体)が確認できます(右)

以上、生徒達には、広島学院の6年間の中での様々な経験を通じて、本当に自分の興味が持てることを見つけたり、自分の力が発揮でき、かつ、他の人達のためになることや、そのきっかけを見つけていって欲しいと思っています。今回のような特別な経験の中で得られることもあれば、日々の何気ない生活の中から得られることもあると思いますので、一瞬一瞬を大切にしていってください。