肝苦りさ(ちむぐりさ)
「相手の悲しみを、わが身に感じて苦しむ」
これを沖縄のことばで「肝苦りさ」と言います。
6月23日「沖縄戦没者慰霊の日」が近づきました
沖縄戦を体験した「おばあ」と長年交流のある伊藤教諭が語ります。
「79年前、沖縄でたくさんの方々が亡くなった。
君たちもその悲しみや苦しみを感じて欲しい。
痛みを少しでも引き受けようと思ってほしい。」
「喜ぶ人と共に喜び、泣く人と共に泣きなさい」
(ローマの信徒への手紙12章15節)
「men with others(他者とともにいる人)」
どこまで人の苦しみや悲しみに寄り添えるのか、
これはとても難しい課題です。
しかし、
「心を痛めることができる人」になれるように、
私たちはがんばり続けていこうと思います。