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学校だより

卒業生から学ぶ気候変動

高2 ILゼミでは、生徒自身が関心のある講座を選び、関心をもとに学びを深めています。

先日、そのゼミの1つ「ビジネス環境学」では、東京大学先端科学技術センター(気候変動科学分野) 特任助教で活躍している本校卒業生のオンライン講演がありました。放課後には、高2以外も参加できる自由参加の講演会も開いていただきました。

オンラインで先輩から話を伺いました
各種データに基づく解説

 

盛り上がった質疑応答
質疑応答は講演会後廊下で延長戦

 

テーマは「気候変動を科学する」。難しいテーマを高校生にもわかるよう平易に解説いただき、サステナブル経営など重要なビジネス課題として認知されつつある気候変動問題の背景を科学的に理解する第1歩を踏み出せたようです。

(生徒のコメントより)

「地球温暖化の要因は、今までCO2の温室効果ガスのみだと思っていたが、物理学的シュミレーションの際、他にもいろいろな要素が考慮されていて『あーこんな要因もあるんだなあ』と驚かされた。また、自分の思っていた以上に問題は深刻で、これ以上進行を止めることは極めて困難なので(気候変動と) 共存していくことも大切であるという意見を聞いた時とても納得できた。」

「確かに人間によって地球温暖化が促進している、また異常気象を引き起こしていると感じました。今の状況で人間の行為の中で最も被害を及ぼしている事は何なのか疑問に思いました。また今高校生である僕達に出来る地球温暖化を防止するために出来る事は何なのか考えていきたいと思いました。」

卒業後も、学院とつながり続けてくれ、最先端の知見を届けてくれる卒業生に感謝です。先輩からいただいた学びを活かして、この日話を聞いた生徒は学び続けてもらえればと思います。