嵐ですが…
午後から強風が吹きはじめ、雨が激しくなってきました。
坂道も、落ち葉や枝でいっぱいになっています。
ここは、昨日みんなと一緒にがんばって掃除した場所。残念です…
少ししょんぼりしつつ、坂道を登って木工室をのぞいてみました。
通称「ロサド工房」と呼ばれるここでは、
スペイン人修道士のロサド先生が、木製の棚を作っていらっしゃいました。
家具職人の資格を持つ先生は、教卓や本棚、生徒用のハンガーを長年制作しています。
「このまえ病院に行ったら、卒業生に治してもらったヨ~」
うれしそうに話しながら作業するロサド先生。
嵐の日でも変わらず、静かに学院を支え続ける人です。
こちらは放課後の図書室。
列を作って待ってますね。
今日は「除籍本配付」の日だそうですよ。
古くなった図書室の本や雑誌を生徒に配付するイベントです。
除籍本といっても、よい本ばかり。
先生方からの寄贈本もたくさんありますね。
真剣なまなざしで本を見つめる高校生たち。
高1のT君は、重松清さんの本を選んだようですよ。
外は雨だから、静かに読書を楽しむのだそうです。
このとき、図書室の片隅に目を向けると…、
図書委員高2のN君が、書架整理をおこなっていました。
ここにも「静かに支え続ける人」を発見!
外は激しい嵐ですが、静かに続くものもあります。
…私もがんばって、明日は落ち葉を掃除しようと思います。