復活祭を迎えて
日本ではあまりポピュラーではありませんが、キリスト教ではとても大きなお祝いである「復活祭」を迎えました。
先週金、土と、「学院だより」でもそれを迎える学院の様子をお伝えしてきました。
昨日(日曜日)は「復活の主日」。学院カトリック研究会でも復活祭を祝う行事を企画し、生徒が参加しました。
17日(日)朝9時過ぎのカトリック幟町教会です。
中学生のカトリック研究会メンバーが「復活の主日」のミサに来てくれました。この教会は、被爆地広島がその被害から復活すること、世界に平和が訪れることを願って、諸外国からの多くの支援を受けて建立されました。教会の建物には、そんな教会の歴史に関わる多くの装飾が施されています。カト研の教員が生徒に装飾の意味を説明しています。
こちらは教皇ヨハネ・パウロ2世が広島を訪問したことを記念する銅像です。この時、教皇は「戦争は人間のしわざです」という言葉を残されました。今また、私たちはその言葉を痛感しているのではないでしょうか。そんなことを考えていると…、
高校生が通りかかりました。彼はこの日のミサで「侍者」をつとめました。復活祭に先立つ聖週間中もずっと侍者をしてくれていたそうです。大役、おつかれさま!
一方、こちらは本校英語科の先生が牧師さんをつとめるプロテスタントの教会です。こちらでも「復活祭礼拝」が行われ、カトリック研究会の生徒が参加しました。
先生の息子さん(学院生)がこの礼拝の中で洗礼を受けました。おめでとう!
「復活」は、クリスマスに比べるとちょっと難しい出来事かもしれませんが、お祝いの雰囲気を味わってもらえたかな?