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学校だより

灰の水曜日

今日はカトリックでは「灰の水曜日」と呼ばれる日です。
今日から復活祭までの期間を「四旬節」といい、復活祭を迎える準備をする期間とされています。

昼休憩には、聖堂で「灰の式」が行われました。庚午カトリックセンターのアント神父様が来られました。

式中では、ウクライナ情勢の安定を願い、平和のための祈りも斉唱しました。

灰の式では、頭に灰を受けます。人間が土から生まれたことを思い起こし、自らの罪を認めて回心するためのしるしです。

また、6時間目は中学1年生と2年生の合同ミサが行われました。こちらも、司祭はアント神父様です。

中学校低学年の生徒にも分かりやすいよう、丁寧に解説してくださいました。例えば…

・そもそもミサとは「Ite, missa est.」というラテン語に由来すること。missaは「派遣」という意味だそうです。
・ミサの時に司祭が着る祭服の色は4種類あり、それぞれ意味があること。今日来ている紫の色は灰の式にもあった「回心」を意味し、四旬節の間に着るものなのだそうです。
・ミサは「感謝の祭儀」とも呼ばれ、前半の「ことばの典礼」と後半の「感謝の典礼」に分けられること。キリストの体と血を表すパンとぶどう酒が登場するのは、後半の「感謝の典礼」です。

共同祈願も行われました。中1・中2それぞれのクラスの代表が、自身の生活の中の悩みなどに基づいた祈りを唱え、祭壇に捧げます。

感謝をささげ、平和を祈り、厳粛な時間を過ごすことができました。

さて、ここから別の話題ですが、本校で長年教鞭をとられた美術科のU先生が、本日最後の授業でした。

卒業生でもお世話になった方が多いのではないでしょうか。先生、ありがとうございました!