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学校だより

情報化社会を考える

今日は本校卒業生で弁護士をされている兒玉浩生先生をお呼びし、中1を対象に情報化社会に関する講演をしていただきました。

講演は、弁護士の先生による一方通行のお話だけでなく、会場の生徒もiPadを通してリアルタイムで反応や質問を送るなど、双方向のやりとりを交えながら進んでいきました。まさに情報化社会!

時間や距離を飛び越えて、誰もが意見を発したり、著作物を通して自己表現したりできるのが情報技術のメリットですが、反面、気軽に発信できるが故に生じるデメリットもあります。
(権利が侵害されやすくなる、正しい情報の判断が難しくなる、何気なく発信したことが他者を傷つけてしまうことがある、など…)

情報技術はそれを用いる人の使い方次第で、便利なものにも他者を傷つけるものにもなり得るということを、実際に弁護士として経験した実例をもとに、説得力をもって教えてくださいました。

そして、今、情報機器を適切に扱えたとしても、10年後には全く別なデバイスやシステムができているはずで、常にそうした技術の変化に対してアンテナを張っておくことの重要性も指摘されていました。

大人でも考えさせられるような内容が盛り沢山でした。これからの世代は、この情報化社会をより善く生きる術を身に付けることがとても大切になってきそうですね。