学院の「宝」
今朝の祈りの集いは、高3のE君のお話でした。すごく分かりやすくて良いお話だったので、簡単に紹介させていただきます。
E君は学院に入学してすぐの頃、先輩か先生か忘れてしまったそうですが、こんなことを言われたそうです。
「学院には宝があるから、それを見つけなさい」
E君はその言葉をずっと覚えていて、どうすれば宝を見つけられるのかを考えていたそうです。そして、祈りの集いで話をする本当に直前まで、宝を見つけるためには、フィリピン研修や科学オリンピックなどの新しい活動に積極的に挑戦することが大切だ、と考えていました。
数日前、帰りのバスから降りる際、運転手さんがこんなことを言ったそうです。
「今日も一日お疲れ様でした。ゆっくり休んで、明日からもまた頑張ってください」
それを聞いて、こんなことを言ってくれる運転手さんがいるのかと、感動したそうです。そして、あることに気付きました。それは、「宝」というのは自分から積極的に何かに挑戦しなければ見つからないものではなくて、実は日常の中に隠れていて、それに気付くことが宝を見つけるということではないか、ということです。学院には、積極的に参加することで学びを得られる行事や体験がたくさんありますが、日常生活の中にある一見目立たない「宝」も、見つけていきたいものですね。
さて、文化祭が間近に迫り、生徒たちは着々と準備を進めています。今日は放課後にテント立ての作業が行われました。高2の文化委員の先輩からの指示を聞き、高1学年が協力してテントを立てます。
さすがは高1、手際が良いです。
設営完了!
文化祭に関する活動の中にも、たくさんの「宝」が隠れていそうですね。