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学校だより

夏休み明け一斉テスト・オンラインフィリピン研修/科学の甲子園ジュニア

夏休み明け、生徒の皆は各学年休み明けテストで、大変そうだなぁと思いますが、

彼らなりに上手くストレスを発散させているようです。卓球台は以前にも増して、大盛況でした。コロナ禍で制約の多い中ですが、この調子で、メリハリをつけて日々を頑張りつつ楽しんでいって下さい。

このコロナ禍で、例年の行事のフィリピン研修も、オンラインになりました。

インターネット上で姉妹校のアテネオデナガ校の生徒と月に1回程度希望生徒(中3~高2生)が交流しています。

実際に手間をかけて現地に行って初めて分かることも多いと思いますが、オンラインは手軽で、費用も安くなったりと悪いことばかりではないので、今できることを今できるようにやっていきましょう。

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話は変わって、夏休みの最後の週に、科学の甲子園ジュニア県予選がありました。

今年度は、中1チームが校内予選を突破して参加し、健闘したものの、県代表には選ばれませんでした。

(昨年度、全国5位になった64期チームも、中1で学校代表になったときは県予選を突破できず、その経験をばねに次年度に全国大会で活躍しましたので、負けの経験を次に生かしていってください。)

以下、例年、県の運営の先生方が科学の甲子園ジュニアでセッティングして下さる。『科学講演会』の様子です。

今年度は、オンラインで『JAXAのはやぶさ2のプロジェクトマネージャーの津田雄一先生の講演』でした。

津田先生は、サンフレッチェの夢・チャレンジ大使をされているそうで、生まれも安芸高田市という事で、生徒達も親近感を持っていました。

講演内容は、解説は中学生にも分かりやすくされていましたが、普段のニュースを見ているだけでは分からなかった、イトカワとリュウグウ選定の基準の話や、いくつかの裏話や経緯などを伺うことができて、非常に興味深いものでした。

中でも、大成功続きだったはやぶさ2ですが、シミュレーションの段階では、22/48回墜落があり、”どれだけ練習段階で様々なことを想定し、失敗を経験するかが大切”という話を伺い、改めて、事前にどれだけ良い準備ができるかが大切だと感じさせられました。(昔、学院におられた竹本先生が、良い準備を!とよく言われていたことを思い出しました。)

また、イレギュラーが複数あり、チームで修正しながら行ったタッチダウンの際の実際の映像は、ドラマよりもドラマティックで感動しました。

たっぷり1時間近くあった公演の最後に、今回参加した本校の生徒6名を含む50名程度の生徒に向けてメッセージを頂きました。

好きなことを突き詰めて、楽しんでいく中で、自然と自分に必要なものが見えてくること。

小さな興味を育てていく中で、夢がかなったというよりは、仲間と夢のようなことができた。

というようなことを話してくださいました。

その分野を極めていき、チームで協力していく中で、初めて見えてくる世界があるという事を感じることができました。

皆さんの中にも、どの分野でもよいので最先端の分野で活躍する人が出てくることを願っています。

また、科学の甲子園等のコンペティションに出ると、他校の選手と切磋琢磨する経験だけでなく、

上位の大会ほど科学講演等で色々な話を聞くチャンスがありますので、皆さん積極的に参加すると良いと思います。