図書委員会(図書館)「第4回 カフェ「Cura Personalis」」
3月4日(火)、3学期の学年末試験1週間前の期間中ですが、川本先生をお招きして4回目の「Cura Personalis」を開催しました。今回のテーマは「ほんとうの幸せとは何か?」でした。
試験一週間前ということもあり、今回参加した生徒は中3が1名、高1が1名、高2が4名の計6名でした。
この6名の生徒に対して川本先生は、「今まで幸せだと思った(感じた)時はどんな時だったか?」という問いを出しました。
この問いに対して、6名の生徒はそれぞれ紙に書いて川本先生に渡しました。彼らが書いてくれたものには「気象警報が出て、学校が休校になった時」とか「家族団らんでご飯を楽しく食べる時」などがありました。


その後、1人1人が書いてくれた「幸せだと思った(感じた)時」に対して、川本先生は対話しながら、その状況について関連する話をしながらコメントしていきました。
そしてまとめとして、川本先生がかつて執筆された『現代社会』の教科書の『「豊かさ」って何だろう』という章にふれられて、「豊かさとはモノとカネが十分にある状態のことだ。」・「豊かさとは自分の心が満たされている状態のことだ。」という2つの命題を対比させながら、「幸せ」について語られて、会を締めくくられました。

今回のテーマは難しかったかもしれませんが、こういう機会に日頃あまり考えないようなテーマについて本質的に考えていくことは大切だと思いました。
川本先生には今年度4回も貴重な話を聞かせて頂きました。ありがとうございました。