ムシイベントのご縁で養老孟司先生(栄光学園4期生)とお会いできました。
8/12(月・振休)に株式会社フマキラーさんの創業の地でのイベント(フマキッズこども研究所:広島こどもむしサミット)で養老孟司先生(栄光学園4期生)にお会いできました。
正直なところ、多数の本を出されており著名な養老先生とお会いしてお話しできるところまでいけるとは思っていなかったのですが、色々なつながりとご縁の中で今回、お会いすることができました。
今回、本校生物部のHPを見て下さって、ムシ好き少年達のためにとイベントを紹介して下さり、本校生物部員を招待して下さったイベント会社(ニューズアンドコミュニケーションズ)の方、本当にありがとうございました。
また、今回のイベントで株式会社フマキラーさんが広島で創業されて150年余り経つ会社であることも初めて知りました。
また、養老先生が、イエズス会姉妹校の栄光学園の4期生であることがあってなのか、単純に虫好き少年達に話をして下さったのか分かりませんが、楽屋でご挨拶をすることができました。
今回のイベントは、養老先生以外にも、フマキラーの研究部の部長さん(佐々木智基さん)や、学研の図鑑の編集長さん(松原由幸さん)や、広島大学の先生(中坪孝之先生)やその他大勢の先生方(藤木庄五郎先生、瀬戸昌宣先生、船山遥平先生、小西ハレ―先生)の講義を聴講することができ、ムシや生態系に関する切り口も様々で、ムシを中心として世界や社会を様々な角度でムシの話だけに複眼的に見ることができる深い講義だったと感じました。私も、今回の講義で蚊(ヌカカ)がいなくなるとチョコレートの原料のカカオの受粉が難しくなることや、学研の昆虫図鑑が標本では無く生きている昆虫を撮影したものであることなどや撮影の途中で新種が見つかったことなどを初めて知り、例えばシジミチョウと言っても~シジミの様に多種多様で,蚊やゴキブリと言っても多種多様だななどと改めて感じたり発見したりすることができました。その他、フマキラーさんのフマキッズというイベントも今回、初めて知りました。
生徒達に感想を聞くと、虫の話はもちろん多く感想としてありましたが、それ以外にも運営のスタッフの方やTVカメラや撮影のカメラマンさんの動きや進行のアナウンサーの方の話し方や、芸人さん(みやぞんさん)の話し方など、色々な点で刺激を受けていたようです。
生態系と同じく、人同士のつながりも、意外なところでつながっており、一つ一つを大切にすべきで、細部をよく見てみると思いがけないつながりがあるものだと改めて感じ、感謝しております。
また、姉妹校の卒業生で全国的にも活躍されている大先輩にお会いすることが出来、私にとっても大変励みになりました。
この度は、本校の虫好き生徒達をイベントに招待していただき本当にありがとうございました。生徒それぞれに良い成長の機会となったと思います。今後も、生徒達と一緒に生物部の活動をより良いものにしていきますので応援をよろしくお願い致します。
今回のイベント以外にも、株式会社フマキラーさんでは、各種イベントをされているそうです(https://fumakilla.jp/fumakids/mirai-base/)。
理科のコンペティションもそうですが、自分から積極的に探して思い切って参加すると得られるものも多いです。生徒のみんなは、学院の6年間で、教室の中の学びだけでなく、教室の外での学びの機会(海外研修やボランティア研修や各種イベント)を自ら探して成長していってください。応援しています。