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クラブ等活動報告

地味だけど大事な活動

生物部の主力の数名は、登山部と兼部している生徒も多いので、インターハイに旅立ってしまったようです。

ただ、私が生物実験室に行く度に、現部長のF君(高2生)がおり、日々、部で飼っている生き物達のチェックをしてくれているようでした。

また、今日は高2の部長(F君)と同じく高2のT君が、育ってきたモリアオガエルの小型の成体に餌をやっており、後半は人工餌での餌付けをしていました。

餌付けが結構大変なようで、数個体が虫かごにいますが、まずは生餌を各個体にバランスよく食べさせて、反応を見ていました。

続いて、食欲が確認できたところで、ピンセットの先にふやかした熱帯魚用の餌をつけ、エサに見えるように動かすということを小一時間くらいやっていました。

生餌が手に入らない時や、栄養バランスの面から人工餌に慣れさせておくと何かと都合が良いです。今日は、数匹人工餌を食べたようでした。

↑今日は、イソギンチャクが鉢の中に移動していたので撮影しようとするとクマノミが餌が欲しくて寄ってきました。魚は自然と餌付けの状態になるものが多いので、餌付けについては比較的簡単です。

↑過去に、高2のF君達のチームがふ化させたヘビ(アオダイショウ?)(左)、ヘビの卵(真ん中)、アオダイショウの親(右)です。

生物部の生徒達を見ていて、ただ、飼育するだけでなく、年単位での飼育や繁殖までできるようになると一段レベルが高いように感じています。

↑今度、フィリピン研修に行く生徒が、色々なサイズや種類のヤゴを集めていました。

トンボにたくさん種類があるので、ヤゴにも種類があるのは当然ですが、改めて生き物の世界は奥が深いと感心しました。

かなりの虫好きの生徒なので、海外の虫の写真を撮影してくれるのではと楽しみにしています。

飼っている生物達を維持管理するのは、それだけでもなかなか大変で、毎日の活動は地味なものも多いですが、一つ一つを楽しんで積み上げていけると何か新しい発見につながるように感じています。

夏は温度変化や水の減りが激しかったりするので、生物部員の皆は管理している生き物たちのお世話を引き続き頑張っていきましょう。