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クラブ等活動報告

2024年度第1回天体観測会

GWの前半、4/28の夕方から学校に集合し、泊まり込みで天体観測を行いました。
これまで、1年に2回ほどのペースで観測が行われてきましたが、その多くが悪天候のため観測できないという状況でした。
今回、天気予報はくもり。
一縷の望みをかけて、決行に踏み切りました。

明るいうちに、屋上に望遠鏡を出して準備を行いました。
今回初めて参加する部員は、こんなところに屋上の入り口が…!と驚いていました。

夜20:00ごろまで、曇天で星は1つも見えませんでした。
諦めかけたとき、明るいオレンジ色の星が見えてきました。
うしかい座のアークトゥルスです。

「見えた!」


徐々に雲が薄くなってきて、他の星も見えるようになってきました。

月も見えてきました。屋上から見える広島の夜景はとても綺麗です。
露出多めの朧月の写真。
この日の月は低い位置にあったので、赤っぽい色をしていました。
望遠鏡でも星や月を見ました

屋上に寝転んで空を見上げると、
天頂付近には、春の大三角(アークトゥルス(うしかい座)・スピカ(おとめ座)・デネボラ(しし座))、北斗七星、
西の空には冬の星であるふたご座のカストルとポルックス、こいぬ座のプロキオン、
東の空には夏の星であること座のベガ、はくちょう座のデネブが見えました。

多くの望遠鏡が不調で要メンテナンスだったので、
次の観測会までに修理して、今度はM天体や連星なども観測したいですね。