2015年10月28日 中学登山部 懸垂下降(けんすいかこう)
本日は午前中授業。午後はのんびりとクラブです。
グラウンドの石垣をつかって、懸垂下降(けんすいかこう)訓練をおこないました。
懸垂下降とは、ザイルを使って崖を降りる訓練です。
実際に使うことは、通常の山登りではありませんが、
登山技術の一つとして、また高度に慣れるため、そして…度胸試しとして
練習に取り入れています。
まずは中学3年生から。
さすが、余裕の表情ですね。
安全確認をして、颯爽と降りていきます。
さあ、いよいよ中学一年生です。
しっかりと安全確認をして…
降りようと思うのですが、なかなか体が動きません。
ちょっとした高さでも、ロープ一つで降りるのは初めて。
なかなか緊張します。
うーん、肩に力がはいってますねえ。
やっとのことで、降り始めました。
でも降り始めると、意外と簡単。
恐怖もなくなり、顔をあげて「空が青い~」の一言。
こちらはお互いに助け合っての安全確認。
でも耳をすますと…
「言い残すことはないか?」
「…ない」
なんて会話しています。
実はお互いの足を引っ張り合っていました!
さて、今年の懸垂下降も、中一は全員クリア!
「こわいこわい」と言いながら、みんな楽しんでいたようでした。
頭で思うことと、実際に身体を動かすことは別物です。
緊張や恐怖で身体が動かなくなることもあります。
そして、それを乗り越えられた時、
小さいけれどひとつの自信が生まれます。
登山を通して、それが体験してもらえたらいいなと思っています。