2014年3月29日30日 中学登山部 宮島砂浜キャンプ
「春の海ひねもすのたりのたりかな」
きらきらと輝く瀬戸内を眺め、春の日を浴びての砂浜キャンプ…
であったはずなのですが…、
あいにくの天気。
春の雨にうたれるキャンプとなりました。
まずは、弥山に登り、そこから奥の院、先峠を通って、目的地の青海苔浦を目指します。
中学一年生は、一泊二日の荷物を背負っての山越えは初めて。
息を切らしながら、先輩についていきます。
弥山山頂で、恒例の山ポーズ!
でもここは、観光地宮島… まわりのみなさんは、不思議そうに見ています。
部員たちは、かなり恥ずかしそう。
そそくさと山頂を後にしました。そして、晴れていたのもここまで…
弥山、奥の院を過ぎて、宮島南側の山域にふみこみます。
藪に埋もれてわかりづらくなっている道もあるので、丁寧な読図が必要。
雨の中で道を見つけながら歩くのは、なかなか大変です。これぞ登山部の山歩き。
さてさて、やっとのことで青海苔浦に到着しました。みんなほっとしています。
ちょうど引き潮の時間帯なので、テント設営後は磯辺の自然観察。
あっ、わかめがあります。岩場の裏を探ってみると…、亀の手、ウニや牡蠣もいます。
これらの生き物、海で見るのが初めての子も多く、おっかなびっくりでさわっていました。
さて、下の写真は、指導員のI君(高校2年生)です。
おっ、ちゃんと竹の食器を使ってくれていますね。(3月27日作成)
今日の夕食は肉じゃが。なかなかおいしそうにできています。
それにしてもその竹食器、重かったでしょう…
雨の中の山歩き、そして雨の中でのキャンプ。
大変だったけれど、瀬戸内の海の美しさを再発見する遠征でもありました。
雨の中、楽しそうに砂浜を走り回る部員たちの姿が印象的でした。