2014年10月18日 中学登山部 懸垂下降訓練
中間試験最終日、解放感に満ちあふれた放課後、
登山部は何をしていたかというと…
懸垂下降(けんすいかこう)訓練です。
これは、、ザイル一本を使って崖を降りる練習です。
ハーネスという安全器具とヘルメットを装着し、グランドの石垣を降ります。
実際の登山で、中学生が行うことはないのですが、
高度感に慣れるため、そして度胸?をつけるためにこの訓練を取り入れています。
グランドの石垣の高さは約6m。
たいした高さではないのですが、ザイル一本に体を預けるのはなかなか怖いものです。
下を見て… 足が震える子も多くいます。
でも、いざ降り始めると… これが、とても楽しいのです!
「はまる~」「空が青い~」
こつをつかんだ子は、するすると軽やかに降りていきます。
一年生もがんばります。あと少しで足が着きますよ!
がんばれ、がんばれ。
この訓練、終わったあと不思議な爽快感があります。
ほんのちょっとのものですが、恐怖に打ち勝った喜びがあります。
こんな小さな一歩でも人は自信をつけて、変わっていけるものです。
登山部員の諸君、何事にも逃げずに楽しむ姿勢を身につけて下さい。