2012年12月26日 中学登山部 高尾山・呉娑々宇山登山
クリスマス寒波も和らぎ、快適な登山となりました。今年最後の山登りです。
本来ならば、高尾山の岩場でクライミング練習を行う予定でしたが、十分な人数の引率教員を確保できず(安全面を考慮して)、通常登山とあいなりました。もちろん、クライミングを楽しみにしていた部員一同からは、ブーイングの嵐。
「すまんのう…」 顧問は謝るばかり。
岸壁を通過する度に、部員たちは岩場に熱い視線を送ります。
「ほんまに、すまんのう… わしも準備しとったんじゃけど。」 顧問は心の中でつぶやくばかり。
しかし、冬場のあたたかな日差しは人の心を溶かします。さらに、すばらしい景色がみなの気分を盛り上げます。
高尾山から広島市を一望。あわただしい師走ですが、山から眺める市街地は穏やかそのものです。瀬戸内海も美しく光って見えます。
中1のA君、O君はおきまりのポーズを決めてくれました。それにつられてポーズを決めるT君の姿も… なんとなく恥ずかしそうですね。
お昼ごはんはバクチ岩の上で。
火器(登山用ガスコンロ)を用意してラーメンをつくる中2部員がいます。それをうらやましそうに眺める中1部員たち… おそらく家に帰って次のような会話がおこなわれるのでしょう。
母 「お年玉で何を買うの?」
中1部員 「火器!火器!絶対、火器!」
母 「牡蠣?柿?何それ?」
そう、こうやって登山道具は増えていく(増やしていく)のです。
(ちなみに言い訳ですが、登山道具は災害の時は役に立つので、一応実用的です…)
何はともあれ、2012年は大きな事故もなく、無事に活動を終えることができました。(ねんざなど多少の怪我はありましたが。)
お世話になった皆様、本当にありがとうございました。 来年も気持ちを新たにしてがんばっていきたいと思います。