春の合同キャンプ
3月19~20日に安佐南区可部にあるキャンプ場で、春の合同キャンプがおこなわれました。
今回のキャンプは「自分たちで工夫して1泊2日を楽しく乗り切る」という目標のもと、高校1年生が参加しました。
とにもかくにも、まずは火起こしと食器づくり。
普段頼りっぱなしだった便利な道具たちに頼らず、自らの手で火と食器を確保します。これができないとおいしいご飯にありつけないという緊張感のもと作業は進められました。
まずは、食器工作班の様子。
竹を切ったり、割ったり、削ったりして、皿や箸や串などを作りました。
完成!
続いて、炊事班。
パンを生地からつくってそのまま焼いたり、ピザ生地として使ったりしているところもあれば、
(焼きたてのパンは、外はカリカリ、中はフワフワで本当においしそうでした。)
かたまりの肉を豪快に焼いてみたり、王道のバーベキューに加えて焼きりんごや焼きじゃがいもで素材の味を楽しんだりと、それぞれの班で楽しくおいしく調理していました。
楽しすぎて、調理をお昼過ぎから始めたにもかかわらず、気付けばあたりが真っ暗に・・・・・・。
ちなみにこの上の写真の料理は、見た目は悪いが味は最高という評価をもらったパンプディング。
「あついあつい!でも、うまい!」と口をはふはふさせながら、食べている生徒たちは非常に満足そうでした。
この後、朝にもまた火を起こしては調理をして・・・・・・という、調理三昧のキャンプでした。心地よい気候と自然の中、自分たちで工夫して作った道具と料理で楽しく1泊2日を乗り切りました。
帰り道は、可部から白島までひたすら歩きました。あたたかな陽光とさわやかな風の中、無事全員が歩き切りました。
自分たちで知恵を出し合ってよりよい時間や生活を送るにはどうしたらよいかを考える、いい機会になったのではないかと思います。