学校長挨拶

広島学院は何よりも「学ぶ」ことを大事にしています。広い意味ではクラブ活動や学校行事、掃除など、日々の学校活動すべてが「学ぶ」ことになります。学ぶとき、心がけておかなければならないことは、「わかった」という体験をするかどうかです。どんなに当たり前のことであっても、素朴に「なぜ？」と問うことからはじめ、「わかった」という体験があって初めて「わかる」のです。

今まで知らなかった世界を知る入口に立ち、知的好奇心をもって、より深くその世界を知るように努めることが、本校での「学び」の原点です。また、中学生には中学生らしい勉強を、高校生には高校生にふさわしい教養学識を身につけ、大学や社会での活動の基礎となる本物の学力を身につけることを基本方針としています。

このような方針、学校活動、学びの中から、生徒個々の人格が、「他者のために生きることを喜びとする」ものへと形成されていくことを目指しています。
“Puerilis　Institutio　est　Renovatio　Mundi”（若者の教育は世界の変革である） イエズス会教育の祈りに満ちた信念はこの言葉のうちにあります。